日々興味の向くままに

気になった事なんかを自由に記事としていく日記のようなもの

今更ながらCOVID-19対策等で思うこと

今更感ありますが、消毒液の設置やジェットタオルの使用禁止等今の世の中、対策を頑張ってますよね。
それ自体は悪いこととは思ってないのですが、最近はあまり気にしてない人も増えた印象を受けます。
逆に今まではそこまでしてなかったがやるようになったといった人も増えたことでしょう。
今回は、ここまで人々や生活を変えたコロナさんについて...
なんて、あまりにも今更なので、最近の人々を見てふと思ったことを記事にします。

目次

そもそもコロナって何者か


今更とか言っときながら少しだけ...

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(略称:SARS-CoV-2)
なんかたいそうな名前がついてますね。報道機関等は新型コロナと呼称することが多いですよね。 コロナウイルス自体は1960年代に見つかってたりするそうで、そいつの新型だからでしょうか。
以降、この記事ではWHOの正式呼称であるCoronavirus disease 2019 、通称COVID-19と呼ぶことにします。

つい先日厚生労働省は風邪の一種だと公式発表されました。実際コロナウイルス自体、ウイルス性風邪の一つとして発見されていたものですし、その新型というならばまぁわからなくはない発表です。
まぁそんな発表すれば、油断する人も増えて感染者が増えそうな気もしますが。
そんなことは置いといて、COVID-19は2019年12月に中国の武漢で症状が発見されるまで知られていなかった感染症呼吸器疾患です。
COVID-19は約5日間の潜伏期間を持ち、症状の発生は感染から約2週間前後との研究結果があります。
一般的な症状は風邪のような症状から始まり味覚障害等の症状が現れ、症例によっては死に至る肺炎を患うというもの。
多くの場合には軽症で済むが、種類によって重篤な病の原因にもなりうる。

飛沫感染により人から人へと伝達されて感染者が増えていくウイルス。一人から約四人に感染させることがあるとされている強力な感染力を誇るウイルス。
対策はソーシャルディスタンスの確保、適切な手洗いや消毒、咳エチケットなどでしょうか。

本題


さて、本題の最近のCOVID-19対策をしている人を見て気になったこと。

マスク

まずは、マスクですね。
正しくつけれてます?最近はそもそもしてないって人も多くなってる印象です。
人の多いところでもマスクつけないで歩いていたり、友人等とのおしゃべりをしていたり...そんな人を多く見かけます。
後、スーパー等に入る直前にマスクしている人も見かけますね。それまでマスク等せず歩いていたのに。
たまにそういった人が店内でマスクしてない人に大声で「何でマスクをしないんだ!!」とか騒いでたり (あんたもさっきまでしてなかっただろとか思ったりします)
他には、つけてはいるけれども鼻が堂々と出ている人やあごの下についてる人もいますよね。
あれって何か意味はあるのかって思います。飾りとかでファッションの一部でしょうか?

マスクは自身の唾を飛ばさないとか、飛沫を防ぐだとかといった意味はあるので正しくつけたほうがいいですよ?って思います。
まぁ完全な対策かというと何とも言えないのが現状ですが、ないよりあるほうがいいのは事実です。
粘膜に触れることでCOVID-19やインフルエンザ等の感染症は感染するということなので、鼻も粘膜ですので覆うことが重要だと思います。

空間除菌

いろんな人が首からぶら下げてるタグみたいなやつですね。
これしてるから安全って感じでマスクしてない人も見かけますね。
あれって本当に効果があるのか疑問に思っています。特に屋外。
過去にはやけどのような症状の皮膚障害が出たとかそんなことを消費者庁が発表していたような気もします。

身に着けるだけで空気中のウイルスを除去できますできますとか、パッケージにそんなことが書かれて販売されていた印象がありますがあれって景品表示法上どうなんでしょうね。
狭い屋内で締め切った状態とかだと効果があるのかもしれませんが、あれをつけている多くの人は屋外に着けて出かけている気がするのですが、その場合風が吹いてもつけている人の周囲のウイルスは除去できるんでしょうかね?
私は無理だと思ってます。

気になってちょっと調べてみたら、5月に消費者庁景品表示法違反の疑いで販売メーカ5社に行政指導を行ったらしいです。
表示根拠の資料の多くが狭い密閉空間での試験結果であり、一般的に利用されている風通しの良い場所では表示通りの効果は得られないとのこと。

消毒用アルコール

最近設置されている場所も増えてきましたね。いいことだと思います。
ただ、最近の利用者を見てみると一回の利用で何回もプッシュして大量につけてる人が多い印象です。
つけすぎるのはあまり効果がないといわれてます。適量は15~30秒刷り込んだ際に乾いている状態の量だとされています。
濡れた状態は菌が好む環境でもあるので気を付けたほうがいいです。
また、アルコール消毒は菌を殺す効果こそあれども死んだ菌を流す効果はないので手洗いの後に少しだけつけてしっかりと揉みこんでおくほうが効果的であるとされているようです。
手軽に除菌できることが売りなのでいちいち手洗いしてられないときの頼れる味方ですが、適量を守って利用することが大切です。
また、何度も何度も短い時間間隔で利用する人も多いですがそれもあまりいいとは言えません。
アルコールは消毒には確かに効果がありますが、やりすぎは必要な皮脂も乾燥させてしまい乾燥からくる肌荒れや、荒れた肌の表面の傷等から雑菌の侵入を許し別の感染症のリスクを引き起こします。耐性菌を生み出すリスクも高まります。

うがい薬

なんか大阪のほうでえらい方がうがい薬がCOVID-19に効果ありとか言ってドラックストアが大変なことになりましたね。
確かに除菌の効果とかはありそうなもんですが、あれはあれで危険なもの。
おそらく情報を鵜呑みにして過剰利用する人が多くなるんだろうなぁとか思っています。
適度な利用なら特段問題はないんでしょうが...

うがい薬に使われている成分って殺菌作用が強いものが多いんですよね。
強力であることが故に、普段から喉などの粘膜に生息している常在菌まで殺してしまうといったことがあるようです。
この常在菌は健康な人の抵抗力を高める働き、つまりは病原菌の侵入や繁殖をある程度抑え込む働きをしているものであると考えられています。
ということは、普段ある程度といえども守ってくれている存在を殺してしまうことになりかねないということになります。
また、強力な作用が気道粘膜を傷つけてしまう可能性もあるとのことです。
誤って飲み込んでしまうと甲状腺機能の低下を招く恐れもあるとのことなので過度の利用には気を付けたいところです。

最後に

ひっさびさの投稿になりました。
今回は、今更感満載のCOVID-19に関することを書きました。どんなにいいものもやりすぎはよくないと思いながら書いてます。
メディアは不安を煽ることしか報道しない、本当に必要な情報を隠して過剰に煽る。本当にこれが正しいことなんでしょうか。
最近の動向とかを見ていても、メディアの情報に踊らされて詳しく調べたりせずに周りを叩いている人々も増えてますよね。あれ、どうにかならないものなんでしょうか。被害にあうのは特段問題ないものであることも多いというのに。
まぁCOVID-19の影響で今までのあたりまえ、日常が壊されて冷静になれなくなってしまっているのはわからなくはないのですが、一度冷静になって一呼吸おいて周りを見渡すのも悪くはないと思います。
焦ってどうこうしたってしょうがないので、冷静に自分の信じられる情報を集めて客観的に物事を見つめるのも今の世の中では大切なのでしょうか。

今回記事として取り上げたアルコールもうがい薬も、用法容量を守れば素晴らしいものなんですがメディアもなんであそこまで煽るかね。
そのメディアに踊らされた人の行動を観察するのもなかなかに面白いものです。
何が正しいのか、何が間違いなのか。それを知ることは重要なカギになるでしょう。
脅迫的に自分の正義を押し付け、他人を傷つけるのはもうやめにしませんか。

まぁ、こんなことを言っても届かないものは届かない。
世界を静かに眺める傍観者。そういったものもありなのかもしれませんね。
それでは、今回はこの辺で。